今回の記事では、インプット理解練習用の教材を共有します。
インプット理解練習については、国際交流基金 日本語教授法シリーズの『文法を教える』で詳しく説明されています。一部引用させていただきます。
アウトプットさせることで理解の確認をしている文法の練習問題集は、比較的多く見られますが、インプット理解に焦点の当たっているものは、あまり多くありません。そこで、教師は、文法を提示したあとに、インプットをたくさん与えて、その理解を確かめる練習を十分に行うよう心がけましょう。
『文法を教える』p.52 ※太字は管理人による
この書籍ではインプット理解練習の例も挙げられていて、自分でインプット理解練習を作成するときの参考になります。
拙共著『中級日本語文法を教えるためのアイデア集』の制作にあたっても参考にさせていただきました。
アイデア集に掲載したインプット理解練習のいくつかは、その元になったものをブログでご覧いただけます。
インプット理解練習のなかで私が一番よく行っているのが、例文の前にチェックボックスを設けて、自分に当てはまるものにチェックをしてもらうというものです。チェックボックスがあると、自分が該当するかどうか、読んでみたくなりませんか。いろんな文型で実施可能なおすすめの活動です。
「~とき」を導入したあとに使える教材(Googleドキュメント)を共有しますので、よろしければご活用ください。
編集可能なので、担当の学習者さんに合った例文になるよう適当にアレンジしてご活用ください。
▼ファイルへのアクセスはこちらです。
https://docs.google.com/document/d/1k4couzDUBN1c2j2K12CjHMUIQf-YxvsP6QDX0HptcwI/edit?usp=sharing
最後に上記で触れた拙共著の宣伝です。
こちらの本もよろしくお願いします。インプット理解の活動例もたくさんありますので、ぜひご覧になってください。