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【敬語】YouTube × ワークシート

敬語の練習ができる動画を作りました。

この記事では、YouTube連動のワークシートを公開しています。

皆さんのクラスでは、敬語を復習するような機会ってありますか?

JLPTの公式問題集を見ても、敬語は出ています。また「業務で敬語を使う必要がある」「敬語が使えるようになりたい」いう方もいるでしょう。

ですが、敬語は初級のときにひととおり勉強しただけで、その後は特に練習の機会がないという人も多いのではないでしょうか。

繰り返し耳にするものについては、実生活やコンテンツ視聴を通じて身につくものもあるでしょう。その実生活での偶発的学習を加速するためにも、意図的学習も大切だと考え、ミニ会話(ワンターンの会話)を通じて敬語を集中的にインプットできる形にしました。

対象者

想定している学習者は以下のとおりです。

敬語は学習済み。でも、何がどの動詞の謙譲語、尊敬語か混乱している。整理したい。

敬語は学習済み。集中的にインプットして自分でも使えるようになりたい。

もともとは学習者の自習用に作成したものですが、授業でも使えるようにワークシートを作成しました。授業後に学習者がYouTubeで自習できるようQRコードを入れています。

教材について

①会話の中で、Aさんが使う動詞とBさんが使う動詞を対比的に提示しています

こんなイメージです。

A:いらっしゃいませんか。……尊敬語
B:行きます。…………………………敬語なし

多くの場合、一方が敬語なしの形で、他方が敬語ありの形になっています。

②尊敬語と謙譲語はシャッフルして提示しています。

学習者自身でどちらのタイプか考えながら聞くことになります。

授業での使用例

  1. 動画を視聴する。←学習者によってはここはスキップでいいと思います
  2. ワークシートの「意味」を見ながら、敬語に直す。(口頭でもOK)
  3. 全体で答え合わせをする。←答えはひとつとは限りません
  4. 動画で確認をする。
  5. リピーティングやシャドーイングをする。
  6. 授業外でもインプット。

敬語は「習うより慣れよ」で、十分なインプットが必要な項目だと思います。

動画ではミニ会話の中に敬語が入っているので、効率的にインプット可能です。意図的に学習しておけば、教室外で触れたときにも「あっ!あれだ」と気づきやすくなるのではないでしょうか。

偶発的学習と意図的学習、その組み合わせが大事だと思っています。

「使えそう!」と思っていただけましたらぜひご活用ください。

けいご Part1
けいご Part2
けいご Part3
けいご Part4

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