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教師のニーズ別おすすめ教材・参考書

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これまで多くの教材を使ってきました。この記事では、特にお世話になってきたもの、「授業で使ってみたい」と思った教材・参考書をニーズ別に紹介します。一部の書籍については、詳しい紹介記事も書いていますので、そちらの関連記事もご参照ください。

初級文法の復習をしたい

まずは、『初級日本語文法総まとめポイント20』です。授業で実際に使うだけでなく、復習プリントを自作するときなどにも参考にしています。つい先日もお世話になりましたが、やはり分かりやすいなと思いました。

次の2つは機会があればぜひ使ってみたいと思っている教材です。いずれの教材も、教師が知識を整理したり、教え方を考えたりするのにも役立つと思います。

定番参考書では解決しないとき

▶詳しい紹介記事もあります

誤用の傾向を知りたい、誤用について説明したい

▶詳しい紹介記事もあります

イメージで提示したい

英語教育の分野では、文法の図解や、単語のコアイメージなどを扱った教材が増えているような気がしますが、日本語教育ではまだまだ数が少ない印象です。個人的にはこの分野の教材が増えたらいいなと思っています。

次は、実践 にほんご指導見なおし本』です。「にとって」「に対して」「としては」などの表現文型が持つイメージが図で表されています。図がある項目は多くありませんが、それ以外の項目でもいろいろと参考になる部分があります。今は中古でしか買えないようで、amazonでは定価よりも高い値段で販売されています。メルカリなら安く購入できるかもしれません。この書籍については、詳しい紹介記事もあります。

上級者のアウトプットに必要な文法について整理したい

日本語文法演習シリーズは、上級学者用の教材ですが、教師自身の知識の整理にも役立つと思います。

以下は、出版社サイトからの引用です。

日本語文法演習シリーズは、上級レベルの日本語を適切に産出するために、文法をわかりやすく整理・説明し使い方の練習をするものです。

https://www.3anet.co.jp/np/list.html?series_id=10

読解のどんなところで、つまずくのか知りたい

読解における困難点を説明する際に、「つまずき」や「誤読」という用語が使われています。また、それらに対する指導法も触れられています。

「読み方」の練習がしたい

関係性をつかむ練習を取り入れたい

▶詳しい紹介記事もあります

通常、教科書の本文には設問が付いていますが、問題数が少ない場合、問題を追加したいと思うことがあります。そんなとき、どんな問いを準備すればいいのでしょうか。以下の2冊は、そのヒントになる教材です。いずれも、メイン教材として本格的に使用したことはありませんが、教え方を考えるときに参考にしています。

思考や発想を促す工夫を取り入れたい

『日本語ロジカルトレーニング』は、別記事のきっかけになった教材でもあります。

最後は日本語教育以外のものから紹介します。思考ツールの例から、いろんなヒントをもらえます。

最後に拙共著の宣伝です。こちらもどうぞよろしくお願いします!

『中級日本語文法を教えるためのアイデア集』

https://cocopb.com/books/978-4-86676-028-5

▼書籍掲載の教室活動のもとになったものは、こちらのサイトでもご覧いただけます。

https://classroom-activities.hatenablog.com