数年前に実施した中級クラスでの実践をもとに活動を紹介します。
活動の一番の目的はおしゃべりを楽しむことでしたが、それと同時に次のような目的もありました。
これらの目的は、実施前に学習者にも伝えました。
2と3は、日ごろからクラスの課題として感じていたことです。
おすすめは100円ショップでも売っている名刺用カードです。
ミシン目が入っているので手早くきれいにカードを作れます。
このようなやり方で二つのクラスで実施しましたが、一つのクラスはとても盛り上がり、1時間近くやっていました。もう一方のクラスは、淡々と進んだ感じです。
同じ活動をやっても盛り上がる場合もあればそうでない場合もありますね。
ちなみにこの活動、テレビ番組で紹介されていた「トーキングゲーム」をヒントに作ってみたものです。
今思えば、こんなふうにやってもよかったのでは?と思います。
今回の記事は、中級クラスでの実践をもとにしたものですが、初級後半ぐらいから実施できると思います。最後にネタ探しの方法を紹介します。
最後にネタ探しのヒントを挙げておきます。
試しに対話型AIのBingに質問を20挙げてもらいました。そのうち使ってみたいと思うのは5つ程度でした。まだまだ教師の仕事は必要なようです(笑)
皆さんの担当クラスでは、どんな質問が使えそうでしょうか。
◆追記 2023年10月9日
グループで盛り上がるアクティビティをお探しなら、以下の記事も参考になるかもしれません。
日本語教材ですが、こちらの1~3章には、雑談ネタになるようなものが含まれています。
(拙共著ですが、日本語学習以外の場面でも使えるのではないかなと思っております。)