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読書備忘録 vol.1

読書備忘録を残そうと思います。本の紹介というより、自分にとって印象に残った部分を残す感じで。それがだれかの何かのヒントになればうれしいです。第一弾は、だいぶ前に読んだ3冊です。

マイノリティデザイン

世界ゆるスポーツ協会代表、澤田智洋さんの著書。澤田智洋さんは、以前、TOKYO MORNING RADIOお留守番ナビゲーターとして出演されていたときに知った。その時のお話が興味深くて、Audibleで視聴することに。全編を通じて学びや気づきが多く、今も時々聴き返している。

特に印象に残った部分と、そこから考えたこと

  • 「運動音痴はスポーツ弱者だ!」だという発想の転換。プレーヤーではなく、ルールのほうに工夫を施す方法もある。
  • 「遊び心、怒り、疑い、エール、驚き」という視点で考えてみる。
  • 「言葉にリーダーシップを持たせる」ことができる。自分が前面に出る必要はない。

言葉では表せないことももちろんあるけれど、言葉の力を強く感じることができた一冊。

シロクマのことだけは考えるな!

「言語的隠蔽」という用語を知った。
言語化することで逆に自分の真の感情がわからなくなることがあるらしい。

無理に言語化して答えを出さなくてもいいのかも。

貴様いつまで女子でいるつもりだ問題

ポッドキャストでも楽しい話が聴けるジェーン・スーさん。比喩がうまいなあと思う。この本の中にも印象的な比喩がある。以下、引用。

  • 熊手は、ちゃんとやってるかどうかを自分に問うリマインダーのようなもの。
  • 適宜感情を大人ベルトコンベアーに流す方法を覚えてしまった…
    オペレーションに大きな欠点がありました
  • 小さな思いを自社工場でせっせと発酵させ、結果的に現実とは異なる強い先入観を醸造していた

私は熊手は買ったことないけれど、ベルコンベアーと自社工場は心当たりがある。

ジェーン・スーさんとサクちゃんのポッドキャストも、対照的な2人の話が聴けておもしろい。その場に参加している感覚になれる。